我孫子市の泌尿器科でエコー検査を受けることになった時、具体的に何がわかるのか、どのような流れで検査が行われるのかについてご紹介していきます。気をつけておきたいポイントもあるので、実際にエコー検査を受ける前に確認してみてください。
泌尿器科で行うエコー検査とは
我孫子の泌尿器科などで行われているエコー検査とは、超音波を用いた検査のことで、胃カメラや大腸カメラといったものでは確認が難しい臓器の不調を探したり、特定したりするのに役立ちます。
病気の早期発見にも役立つほか、X線検査とは違って放射線被ばくの心配がないことから、繰り返し検査を受けることも可能です。また、妊娠している女性や子供は、被ばくリスクを避けるためX線検査が選択できないこともありますが、エコー検査なら問題ありません。
泌尿器科のエコー検査でわかること
肝臓や胆のう、膵臓など様々な部位を診断するのに向いている方法ですが、一般的に泌尿器科でエコー検査を行う場合、主に腎臓と膀胱、前立腺の診察で使われています。痛みや苦しさのない検査となっており、病院側としては特別な準備をすることなく、その場ですぐに検査が可能なのも特徴だといえるでしょう。
がんやポリープ、膀胱結石、前立腺肥大症などの病気を見つけるのに役立つ検査です。
我孫子市の泌尿器科でも受けられるエコー検査の流れ
我孫子市の泌尿器科で検査を受ける場合、次のような流れとなります。
診察はベッドサイドで行うことになるため、検査室に入ったらシャツを胸の辺りまで持ち上げましょう。ズボンやスカートに関しても腰骨の辺りまで下げて診察を行います。
ベッドに仰向けの状態になり、診察開始です。続いて超音波の伝わりを良くするためのゼリーを検査する部位に塗り、「プローブ」と呼ばれる超音波を発する機械を当てながら観察をしていきます。
検査が終わったらゼリーをふき取ってもらい、医師の診察を受けて完了です。
医師の指示に従って対応
検査を受けている最中に、医師から「息を吸って」や、「吐いて」というように指示があります。これは、臓器が呼吸に合わせて動くので、呼吸をしながらどのような動きをするのか確認するためです。
また、臓器によっては息を吸ったり、吐いたりした状態でなければ見えにくい位置にあるもがあるので、それらを見やすくするために呼吸の指示があります。
身体の向きを変えて行うこともありますが、感じる刺激はプローブを軽く押し付けられる程度のものなので、心配はいりません。
ゼリーを塗る際に感じる冷たさがどうしても不快という方もいますが、ゼリーを常温にして、できる限り不快感を抑えている病院ばかりなので安心できるでしょう。
なお、お腹の中が見えやすい、見えづらいなどの個人差もあり、かかる時間は人それぞれです。
腹部超音波検査(エコー検査)の注意点
実際に泌尿器科で検査をする際には、いくつか気をつけておきたいポイントがあるのでご紹介しましょう。以下のようなことに注意が必要です。
検査前の食事について
基本的に、朝食はとらずに病院に向かうことになります。お水やお茶は少量でしたら問題ないとしている病院が多いのですが、同じ液体でも牛乳や、砂糖の入っているものは不可です。
食事をすると、消化するために胆のうから胆汁が分泌されます。すると胆のうが小さくなり、胆のうに発生している異常を見つけにくくなってしまうのです。更に、腸の動きが良くなるとガスが増え、その他の臓器も見えにくくなってしまいます。
どれくらいの時間食事をとらないように指示されるかは病院により異なりますが、一般的には検査前日の夜10時以降は飲食をしないように指示されることが多いです。
尿を溜めておく
検査前にはトイレを我慢するように指示されます。尿は膀胱に溜まるのですが、トイレに行って尿を出してしまうと膀胱が空になり、小さくなってしまいます。先述した胆のうと同じように、膀胱も小さくなると異常を発見しにくくなってしまうため、トイレに行かないように指示されるのです。
また、膀胱に尿が溜まっていない場合、周囲の腸管のガスによって膀胱の後ろ側にある子宮や卵巣、前立腺といったものが見えにくくなってしまいます。
最大限まで我慢する必要はなく、限界の状態を10としたら7くらいまで溜まっていれば良いとされているので、このあたりで調整してみてください。
気軽に行える治療法
我孫子市の泌尿器科でも行われているエコー検査は、痛みを伴うこともなく、被ばくの心配もないため安心して選択できる検査方法です。予約が必要かどうかは病院・クリニックによって異なるので、確認しておきましょう。
前日の夜から飲食をしない、検査の前にトイレに行かないなどの注意点はあるものの、体への負担もなく、検討しやすい検査でもあります。様々なことがわかる検査なので、気になることがある方は我孫子市の泌尿器科で、気軽に検査を受けてみてはいかがでしょうか。