頻尿は頻繁にトイレに行かなければならず、ストレスがたまります。
特に仕事をしている方は困ってしまいますが、なぜこのようなトラブルが起きるのでしょうか。
ここでは頻尿の原因や症状、我孫子市で相談できる泌尿器科の情報についてご紹介するので、トイレ問題で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
もしかしたら頻尿かも?頻尿の原因とは
何回トイレに行くかは人それぞれではありますが、一日に8回以上トイレに行く場合は頻尿の可能性があります。
ただ7回以下でも自分でトイレに行く回数が多いなと感じる場合は頻尿と言えるので、回数だけを基準にしないようにしましょう。
たくさん水分を取ったあとにトイレに行きたくなるのは自然のことですが、そのようなこともなく、「ついさっきトイレに行ったばかりなのに、もう尿意が我慢できない」と感じることがある場合は頻尿を疑ってみてください。
原因
様々な原因がありますが、代表的なのは生活習慣によるものと、疾患が隠れているケースです。
例えば普段からよくコーヒーや紅茶、緑茶などの水分を取る方、アルコールを飲む方は、飲み物に含まれている利尿作用によってトイレが近くなることがあります。
他にも加齢によって膀胱が硬くなり、十分な量の尿を溜め込めなくなった場合もトイレの回数が多くなるのです。 またストレスや緊張も原因の一つ。
緊張したり、不安を感じたりした際にトイレが近くなりますが、いざトイレに行ってみると実際には尿が出ないケースもあります。
一方で疾患が隠れているケースに注意が必要です。原因として腎臓病や尿道炎、膀胱炎、糖尿病、子宮筋腫なども考えられます。
頻尿の病気「過活動膀胱」とは
頻尿の原因として「過活動膀胱」と呼ばれるものが関連しているケースも珍しくありません。どのような症状なのかチェックしてみましょう。
膀胱が活動しすぎてしまう疾患
この症状は、読んで字のごとく膀胱が活動しすぎている状態のことをいいます。
本来であれば、膀胱にある程度尿が溜まらなければ尿意は起きません。
ですがそれほど尿が溜まっていないにもかかわらず、我慢できないような強い尿意を感じてしまいます。 突然尿意を感じて慌ててトイレに立ったものの、間に合わずに漏れてしまう「切迫性尿失禁」も過活動膀胱の症状の一つです。
過活動膀胱の原因
原因は実に様々で、脳血管障害や認知症、脊髄腫瘍、頸椎症などが関連しているケースもあります。
神経の病気が関連していることが多いのですが、加齢によって少しずつ膀胱機能が変化することも原因です。 また、突発性で原因がはっきりしないものもあります。
尿漏れの改善方法
先述した原因のうちに、どの症状に該当するのかによって改善方法・治療法は異なります。
例えば次のような方法があるので、チェックしてみてください。
治療
泌尿器科での治療では薬物療法に加え、行動療法を行います。
薬物療法で使われることが多いのは、膀胱の収縮を抑える働きを持った抗コリン薬です。
また、膀胱の広がりを促進することにより尿を溜めやすい状態にするβ3受容体作動薬と呼ばれる薬もあります。 泌尿器科で指導する行動療法についてですが、水を飲みすぎている場合はそれを控えたり、利尿作用のある飲み物を控えたりするなどの対策が代表的です。
ほかにもトイレに行くタイミングを見直すアドバイスを受けたり、膀胱訓練といって尿を溜める練習をしたりすることによって排尿間隔を延長する方法などがあります。
どの治療法を選択するかはそれぞれの状態、医師の判断によっても異なるので、よく相談してみましょう。 薬物療法と行動療法だけではどうしても状態が良くならない場合は、SNMと呼ばれる仙骨神経刺激療法を選択することもあります。
こちら仙骨神経に電気刺激を与えることによって過活動膀胱を改善する治療法です。
この治療法の対象になる人もいれば、他の治療法が適している人もいるので、初めから必ずしも手術が必要になるわけではありません。自分の場合はどの治療法が良いのかも含め、相談してみてください。
頻尿の相談ができる我孫子市の泌尿器科
我孫子市で頻尿に関するトラブルに対応している泌尿器科のある病院を探しているのなら、我孫子東邦病院がおすすめです。
泌尿器科系全般の治療に対応しているので実績が豊富なだけでなく、一人ひとりの症状に合わせた対応を取ってもらえます。
治療の中でも特に泌尿器科に力を入れている病院ということもあり、気になることがあったら相談してみましょう。東京慈恵会医科大学附属柏病院 泌尿器科と密接な医療連携を行っているので、様々な症状に対応可能なのが魅力です。
- 所在地 千葉県我孫子市我孫子1851-1
- アクセス JR「我孫子駅」南口より阪東バス・無料送迎バスで10分
- 電話番号 04-7182-8166
- 受付時間 平日 8:00~16:00/土曜日 8:00~11:30
- 休診日 日曜・祝日
早めの相談・治療がおすすめ
トイレの回数が増えたと感じているけれど病院に行くほどでもないと考え、放置してしまっている方も少なくありません。
ですが、放置すると状態が悪化したり、過活動膀胱の反対の意味を持つ「低活動膀胱」に繋がったりする可能性があります。
本来の排尿機能が破棄できなくなってしまう可能性もあるので、たかが頻尿と考えるのではなく、早めの治療を検討しましょう。
ご紹介した我孫子市の泌尿器科もチェックしてみてください。